スポーツ・運動を行うシーンは学生時代の授業や部活から社会人のゴルフやマラソン等まで、幅広い年代に存在します。

学生、社会人、主婦の方で競技人口が多いと思われるスポーツを以下に挙げました。それぞれのスポーツには特徴的な外傷(ケガ)や障害があり、当院ではこれらの治療も行っています。

陸上競技

トラック競技やランニングでは、

  • シンスプリント:走るとすねが痛い。症状が進むと歩いていてもすねが痛みます。
  • 足底腱膜炎:走ると足の裏が痛い。症状が進むと歩行や階段の昇降でも足の裏が痛みます。

これらは炎症症状からくる痛みです。患部のアイシング(冷却)などで痛みを抑えます。快方に向かってくるとテーピング等で再発の防止もできます。

他に投てき競技でも肩関節周辺や腰、膝関節にオーバーユース等で痛みや可動域制限が発生します。

マラソン

マラソンに限らず長距離を走り始めると、

  • 腸脛靭帯炎:走り出してからしばらくして膝関節の外側が痛みだす。症状が進むと歩いていても痛みます。

 

太ももやふくらはぎがつったり、痙攣を起こしたりするかも知れませんが、アイシング等で適切に治療いたします。

ゴルフ

スイングする時、体重移動する下半身やクラブを握っている手や肩に思いがけないブレ・力みが生じる時がありますね。

下半身が安定しないと腰部捻挫や膝関節、足関節捻挫を起こしてしまいます。

上半身でも肩関節捻挫やゴルフ肘(肘関節外側の痛み)、手関節(手首)捻挫が発生しやすいです。

アイシングやテーピングによる関節の運動制限で治療していきます。

やわトレ30ではゴルフで足腰、肩を痛めにくくするトレーニングも用意しています。

テニス

ボールを追いかけて急な方向転換や急停止をすると足関節(足首)捻挫を起こしてしまいます。

また上半身ではラケットを持つ手の手関節(手首)捻挫やテニス肘(肘関節内側の痛み)が発生します。

アイシングやテーピングによる関節の運動制限で治療していきます。

バレーボール

ジャンプ着地、急な方向転換で捻挫や打撲のケガが起きやすいです。足関節(足首)や膝関節でよく発生します。
アイシングや包帯固定、テーピングで治療・対応します。

また、スパイクレシーブでは手指の骨折や捻挫、打撲などのケガが発生しやすいです。捻挫か骨折か判断しづらいときには当院で鑑別して適切に治療していきます。